「旅行」カテゴリーアーカイブ

ヒッチハイク旅行最終日〜再会〜

韓国人のヘヨンさんとお別れし、今日は1人でブダペストを観光することに。

ホステルを出て歩いていると

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トルコ料理屋さん発見。ケバブが安かったので注文してみた。

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ボリューミー。700ft(約350円)でこれは安い。そういえばケバブを初めて食べたかもしれない。ハマる美味しさ。

グランドマーケットホール(Grand Market Hall)到着。

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市場(いちば)って感じ。

特に何も買わずスルーして、まだ行ってなかったアンドラーシ通り(Andrássy út)を歩いてみた。

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直線2km以上ある大通り沿いには

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オペラハウス(Hungarian State Opera)や

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テラーハウス(Terror House)などが並び、

最後に英雄広場(Heroes Square)にぶち当たります。

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もう少し歩いてみると

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アイススケート入場券の自販機を発見。
久しぶりにスケートしてー!と思いインフォメーションセンターで尋ねてみたのだが、スケートは12月からだと言われてしまった。
残念。1人スケート出来ず。

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この場所が12月からスケート場になるようだ。

英雄広場の奥のシティーパーク(City Park)に行くと

屋台がたくさん並んでいた。

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ぐるぐる何周もしたけど結局何も買わず。
途中で昨日温泉で話した韓国人2人組を発見した。しかし向こうは気づいていない様子だったのでスルーしてしまった。話しかけてみてもよかったかな。

今まで歩いてきた道のりをまた歩くのは嫌だったので、メトロを使って一気にドナウ川を超えブダ側へ。

昨日とは逆側からの国会議事堂

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国会議事堂かっこよすぎ。

続いて漁夫の砦 (Fisherman’s Bastion)

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これもまたかっこいい。
造られたのは1905年と、比較的に新しい砦。1987年に世界文化遺産に登録されたらしい。

続いてブダ城(Buda Castle)

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デカすぎてうまく撮ることができなかった。城内に入ろうと思ったのだけど、もうすぐに閉まるという時間だったのでやめた。

1日歩き回って疲れてしまったので、今日もまた昨日と同じ温泉に行くことにした。

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着替えの個室が満室だったようで、15分ほど待たされてからの入場。昨日とは比べ物にならないくらい激混み。金曜の夜はすごいね。もう曜日感覚が完全に麻痺してるから、こんな混んでるなんて全く予想していなかった。

しかし温泉は今日も最高だった。昨日と同じく1時間半ほど浸かった。

旅行最後の夜だし今日もレストランに行こうと思いホステルの近くのレストランに行ってみたのだが、今日は予約で埋まってしまっていると言われた。華金め。仕方がないので適当に歩き回ったが良い店が見つからなかったので、昨日行ったレストランにまた行くことにした。

店内に入ると、昨日一緒に行動したマオさんとヘヨンさんと、もう一人知らない男性がいた。ちょうどオーダーをしているところだった。私は少しは驚いたものの、「グッドタイミーング!」と言いご一緒させてもらうことになった。ヘヨンさんが「メール見てくれた?5通ぐらい送ったよ!」と言ってきたのだが、今日は1日中Wi-Fiが使えなかったので1通も見ていないと返した。どうやら彼女は自分の送ったメールを見て私がこの店に来たと思っていたらしい。ただの偶然だよと言うと非常に驚いた様子。

温泉の韓国人にも再開するわ今日お別れした韓国人にも再開するわ世界は狭い。ブダペストが狭い。

もう1人の男性はエディンバラの大学に通っているアメリカ人で、チェスの大会のために今ブダペストに2週間滞在しているというなかなか面白いキャラ。
やっぱアメリカ人の英語は聴きやすい。

記念に撮影し

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本当のお別れ。

2人とも日本が大好きなようなので、また日本でも会えるでしょう。

今日温泉に浸かっている間は、プラハに着いた最初の日から今日までの18日間全てを思い返していた。何度か失敗した日もあったけど、ヨーロッパでのヒッチハイクは良い経験になった。実際にやってみないとわからない。
数え切れないぐらい多くの人に出会えて本当に楽しかったなあ。

明日イギリスに帰るので1人旅ブログはこれにて終了です。多くの人から面白いという有難い言葉を頂いたので、最後まで楽しく毎日書き続けることができました。ありがとうございました。これからもブログは続けていきますのでよろしくお願いします。


ヒッチハイク旅行17日目〜ルダシュ浴場・ブダペストの夜景〜

今日はまず朝風呂(昼風呂?)を兼ね、昨日行けなかったルダシュ浴場(Rudas Baths)に行くことに。

ホステルから徒歩で向かった。

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手前に見える赤い屋根の白い建物がルダシュ浴場。

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着いた。

受付で3000Forint(約1500円)を払い入場。腕時計風のキーをもらい、個室を借りる。

係りの人「最低5秒ここにキーを当ててね!(英語) イチニーサンシーゴーロクシチハチキュージュー!(日本語)」

他に日本人の客なんて一人もいないのに一目で私を日本人だと判断したらしい。10まで数えちゃってるし。

今日木曜日は男性デーなので水着ではなくフンドシを着用し、準備完了。

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いざ入浴。

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風呂の写真はさすがに撮っていないのでGoogle先生から拝借。

四隅にそれぞれ28℃、30℃、33℃、42℃と書かれた温泉があり、真ん中に大きな温泉(体感36℃)があった。

まず真ん中の温泉に入ってみたが、ぬるかったので即42℃の温泉へ。
1年ぶりぐらいの温泉、最高だった。ヨーロッパ人は熱い湯船が苦手らしく、42℃の温泉には全然入ってこない。途中で入って来た人が私に「ここ何℃かわかります?」と聞いてきたので、数字を指差しながら「42℃ですよ」と答えると、「だめだ、クソ熱い」と言ってすぐに出て行ってしまった。

温まった後、せっかくなので全ての温泉に入ってみた。42℃の後の28℃は水風呂並みに冷たかった。33℃の温泉は大人気で、狭い湯船におっさんが密集している光景は見ていて面白かったな。写真撮りたかった。

その後も韓国人2人組に韓国人だと思われて話しかけられたり、サウナに行ったらちょっとあっち系の人に話しかけられて危険を感じて逃げたりして、1時間半ほど温泉を楽しんだ。外人デカイ。

温泉の後は観光をしようと思ったのだけど、逆上せてしまったので一度ホステルに戻ることに。

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ヨーロッパのこういう景色にも慣れてしまい、あまり感動しなくなってきちゃったのが悲しいかな。

ホステルに戻るとドミトリーメイトの韓国人女性が話しかけてきた。彼女の名前はヘヨンさん。もちろん英語で会話をしていたのだが、途中で突然「英語と日本語どっちが好き?」と聞いてきた。どういう意図だろうと思いながらも「そりゃ日本語の方が好きだよ」と答えると、「日本語で話しても構わない?」と言ってきた。

彼女は日本語を話せる人だった。会話をしていて英語でも全然問題なかったのだが、日本語の方が圧倒的に簡単で話しやすいと彼女は言った。日本に留学したわけでもなく、ドラマを観て日本語を習得してしまったのだという。今まで日本語を普通に話せる韓国人に2人会ったことがあるが、彼女はその2人よりも遥かに日本語が流暢だった。韓国人にとって日本語は本当に簡単らしい。私は全く韓国語を知らないが、その逆もまた然りらしい。

日本語に切り替えてからの彼女のマシンガントークは凄まじく、1時間半も昨日あった出来事について熱く語っていた。私だって1時間半も自分のことを誰かに話し続けたことなんて、多分人生で一度もない。

日本語で会話を続けていると、昨日韓国人だと最初に思った台湾人のマオさん登場。そしていきなり「日本語話せるんですねー!(日本語)」と言ってきた。彼女も日本語が話せるらしい。どうなってんだこのホステル。

日本語をきっかけで話は盛り上がり、3人でブダペストの夜景を見に行くことになった。

まずはルダシュ温泉に行く時に山の上に見えた像を見に行ってみた。

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山登り途中からの景色

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頂上から

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左に見えるのがブダ城(Buda Castle)

自由の像(Liberty Statue)

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からのディナー。

クランベリービール(Cranberry Beer)

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チーズスープ(Cheese Soup)

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ハンガリーのカレー的なもの

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スープもカレー的なものも、昨日のレストランより3倍ぐらい安いのに超美味しかったのだけど、ノリで注文したクランベリービールは不味くて飲みきれなかった。

その後も街を歩き

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聖イシュトヴァーン大聖堂(Szent István-bazilika)

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ドナウ川からのマーチャーシュ聖堂(Mátyás-templom)

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国会議事堂(Parliament)

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ドナウの真珠と言われるだけあって、ブダペストの夜景は本当に綺麗だった。

しかし旅の出会いは面白いな。毎日会う人の国籍はバラバラで、同じ旅をしている者どうしの会話は必ず弾むし、話すたびに今まで全く知らなかった知識も増える。

3週間ほど旅行をしたけど、英語を話せない人にはほぼ出会わなかったかな。英語を話せるだけで世界中の誰とでも会話することができるんだから、こんな便利で簡単な言語は他にない。

そんな一人旅も明日で最後を迎える。


ヒッチハイク旅行16日目〜ウィーンからブダペストへ〜

日本人とお別れをし、ホステルをチェックアウト。日本にいたら絶対会えないような人と昨日は一日中話せて面白かった。

今日は二日酔いだったのもありヒッチハイクをするのはだるいなと思い、バスでブダペスト(Budapest)に行くことに。

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20ユーロを支払い、3時間かけて到着。

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心配になるぐらいボロボロなメトロの電車、ドアの開閉の度に響く爆音。西欧との差を感じざるを得なかった。

何も調べず来てしまったので、とりあえずブダペストの中心地に向かい、マックのWi-Fiを使って1泊1000円のホステルを予約。

ホステルに着き、超丁寧で愛想の良い受付のお姉さんから説明を受ける。ホステルって悪いイメージを持ってる人も多いと思うんだけど(私はそうだった)、実際に行ってみるとどこのホステルもみんな感じのいい人ばかりで、部屋も全く汚くないし色んな国の人と出会えるし良いこと尽くし。

部屋に入ると韓国人っぽい女性が話しかけてきて、私にいきなり「韓国人?」と聞いてきた。「日本人だよ」と答え、「どこ出身?」と訊くと、台湾出身だと言う。
お互いに韓国人だと思っていたらしい。 アジア人あるある。

ブダペストの有名な温泉に行こうと思い調べてみたのだが、ルダシュ浴場(Rudas Baths)は18時までということで間に合わず。明日にでも行こうと思う。

ハンガリー料理を食べたいなと思い適当に街をぶらついてみた。

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暗い路地が多い。

良さげなレストランを発見し

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入店。

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まずはハンガリーのドレーハービール(Dreher Bak)

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続いてハンガリーの伝統料理、グヤーシュ(Gulyás)

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牛肉とタマネギ、パプリカなどから作られるシチュー。ボリューミーで美味しい。

同時にパンもたくさん出されたので、「スープに漬けて食べるものなのか」と店員さんに確認してみると、「漬けるのではなく、別々に食べて口の中で一緒に味わってね!」と優しく教えてくれた。パンを全部食べ切り、メインが控えているのに既にお腹いっぱい。少し前にマックでチキンバーガーを2つ食べていたのを忘れていた。

そしてメイン登場。ハンガリアンステーキ(Hungarian steak fillet with ratatoui and and homemade steak potatoes)

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超美味しかったなー。

更にパンも追加で出され

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満腹中枢臨界点突破。二郎大を超えた。
会計はクレジットで支払おうと思っていたのだが、現金のみだと言われた。危ない。両替しといてよかった。ちなみにハンガリーではユーロが使えるところもあるのだが、基本はForintという物価の安いハンガリーで合計約3000円という豪華なディナーを頂きました。

その後も少し街を歩き

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本日は終了。イギリス行きの飛行機を今日取ったので、明日から2日間ブダペストを観光して土曜日に帰ります。さすがに3日後発の航空券は割高だったが仕方がない。

そして今日、4日前のブログで紹介したヒッチハイカーのフレッド君の写真がイゴルさんからFacebookで送られてきた。

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彼とはまた世界の何処かで会えそうな気がする。


ヒッチハイク旅行15日目〜知り尽くしたウィーン〜

今日はホステルで仲良くなった久しぶりの日本人とウィーンを歩き回った。

カラフルなHundertwasser Houseに行ったり

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Naschmarktでランチしたり

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Volksgartenでボーっとしたり

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超マイナーな映画館(他の客2組)の映画館でPrideを観たり

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ディナーも作ってもらっちゃったりして

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とにかく日本語を堪能した一日でした。

ディナーの後は昨日知り合ったインド人も混ざって飲みまくり。

お前は今まで会った日本人の中で一番酒に強いと先輩持ち上げられた私も、ヨーロッパに来てからは大分弱くなってしまい、ビール2ℓと白ワイン半瓶で結構酔ってしまいました。今日もフラフラになりながらの更新です。

ノープラン旅行を始めてから2週間以上が経過し結構疲れてしまったので、明日はブダペストに電車で行こうかなと考えいます。ヒッチハイク旅行とは。


ヒッチハイク旅行13日目〜ブラチスラバ観光〜

目覚ましをかけずに爆睡。今日はスロバキアの首都であるブラチスラバ(Bratislava)を観光することに。

天気を調べてみると

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超寒い。
降水確率は4%だけど湿度は96%。
ちなみに、ミスナール体感温度という計算式によると、気温が10℃以下の場合、湿度が高ければ高いほど体感温度は低くなるようです。

IMG_2455.PNGM=体感温度(℃)、T=気温(℃)、H=相対湿度(%)

どうでもいいことはさておき、観光スポットの下調べをして出発。

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過疎ってる。

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適当に歩き回り

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ミハエル門(Michalská brána)に到着。
登れそうな場所は見つからなかったので素通り。

そのまま北に向かって歩くと宮殿を発見。

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入りたいと思ったけど、大統領官邸(Prezidentský palác)だったため入れず。仕方がない。次は遠くに見える城を目指して歩いた。

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遠回りして歩き

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スロバキア城(Bratislavský hrad)に到着。

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やっぱ城いいな城。スロバキア城は白を基調としていて可愛い。

城壁からの街並み。

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近くにいた男女3人組に声をかけられ少し仲良くなったあと、写真を撮ってもらった。

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この指の先のショッピングモールにもあとで行きました。

城の中に入ろうとすると、係員の人にチケットは持っていますか?と訊かれた。やはり必要だったか。チケット売り場の場所を教えてもらい、受付で値段もわからず学生証を提示しながらチケットを下さいと言うと、「今日は無料です!」と笑顔で返された。どういうことだ。タダほど怖いものはないぞ。理由がわからないままチケットを受け取った。

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本当に0.00€と表記されていた。チケットの意味はあるのだろうか。

まぁいい。城内を見学することに。

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城の天辺から

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良い眺め。

少し勉強したハプスブルク家の歴史も、スロバキア城とは深く関係していたため面白かったな。

その後も街をぶらつき、

旧スロバキア国立劇場(Histrická budova Slovenského)

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旧市庁舎(Stará Radnice)

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日曜日だというのに人は本当に少なかったし、あまり観光に向いてる場所じゃないなという感想。城はよかったけど。

あまり期待せずに来てみたブラチスラバ観光はこれにて終了。明日はハンガリーの首都であるブタペストを目指してヒッチハイクする予定。週末にはイギリスに帰ろうかなと思っているので、もしかしたら明日が最後のヒッチハイクになるかもしれない。


ヒッチハイク旅行12日目〜ウィーンからブラチスラバへ withフレッド君〜

朝食をいただき、お世話になったママピルツさんとお別れをした。本当にありがとうございました。絶対また帰ってきます。

当初は2泊の予定だったウィーンに9日間も滞在してしまった。今日こそ動かなくては。

ウィーンの中心街まで歩き、Wi-Fiスポットを探して計画を立てる。そして、5日前に失敗した場所で前回のリベンジをすることに決定。

険しい高速沿いを歩くのは危なすぎたので、今回は別ルートで目的地へ向かった。

ガソリンスタンドに着いてすぐ、若者グループの車3台が目の前に停まった。自分と同じぐらいの年齢だっただろうか。10人ぐらいが車から外に出てきてタバコ吸い、酒を飲みながら非常に盛り上がっていた。それを突っ立って見ていると、1人が手で合図をして私を呼んだ。「そんなとこで何してんのー?」と英語に切り替えて声をかけてきた。私は近付き、ヒッチハイクをしているということを伝えると、何やら乗せてくれそうな雰囲気。他の1人が近づいてきて、「ハングオーバーって映画知ってる!?今それをやってて、ちょうど日本人を探してたんだよ!!」と言ってきた。適当に笑顔で「え!本当に!?」と言うと、「なんてねー!冗談冗談!笑」という返し。ノリがわからない。他の1人が「乗せて行ってあげるよ!」と言ってくれた。しかし、ムードメーカー的な1人が知らない言語でみんなに何かを言い、結局「まぁ頑張って!じゃあねー!」と言い、車に乗り込み何処かへ去ってしまった。相手が多すぎて対処しきれず呆気にとられてしまったのだが、乗せて行ってあげるよ!と言った彼にもう少し押せば乗れたかもしれないなと、あとになって思った。

そのあとは、Kindleを読みながらガソリンスタンドに入ってくる客を見定めていた。前回の失敗を考えるとなかなか声をかけ辛い。途中で本の内容に没頭しちゃったりもして、すでに2時間が経過していた。すると突然、他のヒッチハイカーが現れた。ダンボールを持っているし、彼はどう見てもヒッチハイカーだった。着いてすぐに彼は店の前にリュックを置くと、手当たり次第にガソリンスタンドにいる客に声をかけ始めた。非常に慣れているようだった。バシバシ断られていたが、全く動じる素振りも見せない。
タイミングを見計らって彼に声をかけてみた。私もヒッチハイクをしているということを伝えると、「え!そんなとこに突っ立ってるだけじゃ一生捕まえらないよ!ガンガン声をかけなきゃ!」彼はそう言った。確かにそうだろう。ヒッチハイカーには見えない私にすら彼は声をかけようとしていたらしい。でも車がないからおかしいなと思っていたようだ。

彼の名前はフレッド。年齢は訊かなかったが自分と同じぐらいだと思うので、このブログではフレッド君と呼ぶ。彼はウィーン出身で、1週間前まで2ヶ月間、ヨーロッパと西アジアをヒッチハイクで旅していたという。そしてなんとその走行距離計9000km。イランは危ない国だと思われがちだけど、実際に行ってみるとみんな優しい人たちばかりで、イランが危ない国だなんていう固定観念は本当に馬鹿げている!と何度も言っていた。
それから今までのヒッチハイクにまつわる話をたくさん聞かせてもらっていると、話の途中で急に何かを思い出したかのように携帯を取り出し、友達に電話をし始めた。その友達は日本語を3年間勉強しているから、日本語で話してみてよ!ということだった。というわけでその友達と電話をしてみた。またしても初めは英語しか出てこない。不自然すぎる敬語混じりの日本語で会話を楽しんだ。

電話を終えると、遠くでタバコを吸っているおじさん見つけたフレッド君は「ちょっとタバコもらってくる!」と走って行った。すぐさま私は「タバコなら持ってるよ!」と言い、フレッド君を呼び戻した。彼は交通費だけでなくタバコまで常にタダで吸っているのかと思うと面白くて仕方がなかった。

タバコを吸い終わるとすぐにフレッド君は声かけを開始した。気持ちいいぐらい全ての人に声をかける。母語であるドイツ語の会話だということもあるのだが、私が思っていた以上に声をかけられた人の反応は優しいものだった。誰も嫌な顔はしない。その行動は見ていて非常に勉強になった。

ものの数分もしないうちに、フレッド君は交渉に成功した。彼はプラハに向かっていたのだが、俺も今日は一緒にブラチスラバまで付き合うよ!と言ってくれた。

今回乗せてくれたのはコスタージュさんとシリさん。コスタージュさんはギリシャ出身で、シリさんはオーストリア出身だという。2人はとても仲の良いカップルだった。そして車内でのフレッド君のトークも素晴らしいものだった。一度も会話を絶やさない。その中でも一番面白かったのは、イランの通貨(イランリアル)は現在大暴落していて、1ユーロ=33000イランリアルだという話。35ユーロ(日本円で約5000円)もあれば、イランではミリオネアになれちゃうよ!と。そして実際に見せてもらった。

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これを見たヨーロッパ人は、10000円札を普段目にしている日本人より遥かに驚くことだろう。
フレッド君の軽快なトークで私の出番はほとんどないまま、車は次のガソリンスタンドに着いた。フレッド君は毎回乗せてもらった人の写真を撮っているようだったので、私も一緒に混じって撮ってもらった。

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コスタージュさん、シリさん、ありがとうございました。

ガソリンスタンドに着くと「まずは一服っしょ!」とフレッド君が言うので、私は厭わずタバコを渡した。今思えばタバコの貰い方まで非常に自然であった。
タバコを吸い終わる前から早速声かけをするフレッド君、そして即交渉に成功。プロだった。相手の懐に入り込むのがうますぎる。

次に乗せてくれたのはイゴルさんとカトリーナさん。スロバキア出身のお2人。
またしてもトーク力炸裂のフレッド君。私にとっては既に3度目だった話もあったが、それでも面白い。車内に飛び交う英語とドイツ語とスロバキア語。イゴルさんは写真家で、昔はヒッチハイクをしていた経験があるという。たくさん良い話を聞かせてもらった。

フレッド君は逆方向に来てしまったが今日中にプラハを目指すということで、イゴルさんの気遣いでプラハ方面沿いのガソリンスタンドに降ろしてもらうことになった。そして記念撮影。

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どちらの写真もフレッド君撮影だったため、彼が写っていないのが申し訳ない。

イゴルさんは写真家なので、本格的な三脚を用意して撮影。

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これで撮ってもらった写真は、あとでイゴルさんに直接コンタクトを取って送ってもらおうと思います。そしてこのカメラはCanonだったので、やはり日本の話題で盛り上がった。技術大国日本万歳。

お世話になったフレッド君に別れを告げ、私はブラチスラバの中心地まで送って頂いた。イゴルさん、カトリーナさん、ありがとうございました。

今日は完全に助けてもらってしまったけど、無事ブラチスラバに到着。

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ホステルの不思議なエレベーターのドア

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今日彼から学んだヒッチハイク術は非常に大きな経験になった。あんな風に声をかければ簡単に乗せてくれるんだ、という自信がついた。ありがとうフレッド君。またどこかで会えるといいな。

そして、このブログを書いているときフレッド君からLINEの返信が届いた。
「どういたしまして!最高だったよ!今プラハにいるよ!」と。
さっきブラチスラバでお別れをしてからまだ5時間しか経っていない。私が9日前にヒッチハイクを始めた場所に、彼はもう到着したようだ。


ヒッチハイク旅行11日目〜ドライブ〜

何十畳あるのかわからないぐらいドデカい部屋で目覚めた。1人部屋で寝たのなんて何ヶ月ぶりだろうか。

朝はママピルツさんが用事で出かけてしまったので、1人でWi-Fiの使えるカフェを探して街を歩いた。

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偽物の店のすぐ近くに良さげなカフェを発見。
なんとこのカフェ、店内での喫煙が可能だった。

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これも日本を出てから初めての経験で、少し罪悪感を感じた。

24時間ぶりのWi-Fi環境で作業をこなし

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40%程ぼったくられた気がするけどまあいい。

家に戻るとチキンを振舞ってもらった。

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こんなデカいチキンも初めてだ。初めての連続。

ランチの後はドライブに連れて行ってもらった。

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一緒にお墓参りに行ったり、ウィーン郊外を案内してもらったり、ワインを奢ってもらったり。

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夕食もいただきまして

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本日は終了。

昨日と同じく夜は時間があったので、「向日葵の咲かない夏」を一気に読了。世界観に圧倒されて、読み終わった後は1時間ほど動くことができなかった。

思いがけず1週間以上も滞在してしまったウィーンも、明日で去りたいと思う。いい思い出がたくさんできた。ママピルツさん、本当にお世話になりました。
明日からはまたヒッチハイクに挑戦する予定です。


ヒッチハイク旅行10日目〜ママピルツさん〜

今日はママピルツさんの家に招待されていたので、ホステルをチェックアウトして向かった。

ウィーンの中心地から徒歩圏内。迷わず到着。

約束通りの時間に着くと、「よく迷わずに来れたね!すごい!」と言われたけれど、オフラインでもGPS機能が使えるGoogle Mapsのおかげです。

着くとすぐにスープを出してもらい

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ウィンナーとパン、日本のお茶、ケーキまで出してもらった。

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てかウィンナーの名前って、オーストリアのウィーンで作り始めたことに由来しているんですね。知らなかった。

食事を振舞ってもらったあとはこの部屋を自由に使っていいよと紹介され

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最高すぎる。

そして超日本贔屓。

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ラップトップも貸してもらい

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ドイツ語バージョンなのでQwertyならぬQwertz配列。

そのあと映画を観に行こうと言われ映画館にも連れて行ってもらった。

夜は日本食のレストランにも連れて行ってもらい

アサヒビールとママピルツさん

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うな重

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親子丼も食べて満腹。またご馳走になってしまった。ありがとうございます。

Wi-Fiが使えなかったので夜は溜まりに溜まっている本を読んで夜を過ごした。

はあちゅうのさん「就活・転職でもやもやしたら読む本」読了。今Kindleで超安いので是非。

けんさんに勧められた、今話題の寄生獣の作者でもある岩明均さんの「ヒストリエ(1)(漫画)」も読了。歴史漫画です。

そして、杉本宏之さんの「30歳で400億円の負債を抱えた僕が、もう一度、起業を決意した理由」も読了。起業の本質を知れる一冊。

ネットが使えないとこんなにも読書が捗るとは。


ヒッチハイク旅行9日目〜ウィーン名物ザッハトルテ〜

何も予定がなかったため14時頃まで爆睡。旅の疲れ回復。

今日はウィーンの名物デザート、ザッハトルテ(Sachertorte)というチョコレートケーキを食べに行くことにした。

Karlsplatz駅で降り、国立オペラ座の裏に位置するHotel Sacherに行ってみたが

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めっちゃ混んでる。ザッハトルテの本家はここのカフェのようだが、並びたくなかったので他のカフェを探した。

ステファン寺院の近くにあるカフェのメニューを見るとSachertorteの文字が。早速入ってみた。

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お洒落な雰囲気。

ザッハトルテを注文するとすぐに出てきた。

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甘いチョコレートケーキと無糖の生クリームを交互に食べる。
流石は名物デザート、想像以上に美味しかった。日本人の口に合う甘さ。

メランジェも注文。

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エスプレッソと温かいミルクを加えた上にミルクの泡を載せた、メランジェというコーヒー。
イギリスとは違って何でも美味しいな。

カフェを出て適当に歩いていると、ウィーンの大学に辿り着いた。

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せっかくだし中に入ってみようと思い、さも毎日通っていますみたいな顔をしながら潜入してみた。

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かっけえ。日本の大学とは造りが全然違う。

そして一番かっこよかったのは

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図書室。たくさんの学生が静かに勉強していた。
考えてみれば初めて海外の大学だった。学生のみんなは大人っぽく見えるけど、実際ほとんどの人が自分より年下なんだろうなあと思うと不思議な感覚。

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日本の勉強もしているみたい。

キャンパスの雰囲気を楽しんだ後、ウィーンの旧市街を環状に取り巻く「リング通り」を歩いてみた。

シティホール(City hall)

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ブルク劇場(Burgtheater)

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国会議事堂(Parliament)

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沿道に並ぶ歴史的建築物の数々。ウィーンの歴史も勉強したくなります。

観光名所なのでレートが悪いだろうと予想しながらも、今日ケルントナー通りでお金を両替してみた。実験的に。

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予想通り、1万円が60.50ユーロにしかならなかった。Exchange Rate 145.99と明記されているのに(ただでさえ高い)、これでは165ではないか。見えない手数料なのだろうか。
まぁクレジットが一番賢い支払い方法であることは確かです。

ホステルに戻ったあとは読み溜めていたメルマガやホリエモンチャンネルを見てゆっくりと過ごした。
明日はママピルツさんがどこかへ連れて行ってくれるようなので楽しみだ。


ヒッチハイク旅行8日目〜出逢い〜

2日前、このブログを読んだ伯母から連絡があった。
30年程前に伯母がウィーンのホテルで働いていた時にお世話をしてくれた人(ママピルツさん)が今もウィーンに住んでいるから、その人と会ってみない?という趣旨だった。もちろん会ってみたいと思い、電話番号を教えてもらいママピルツさんにSMSを送った。
しかし、返事は貰えなかった。なので昨日ヒッチハイクをすることに決めたのだが…今日その返事が来た。

今日一緒にランチに行きませんか?と言うメッセージだった。ヒッチハイクの予定は変更。即返信をし、オペラ座の前で会うことに。

無事会うことができ、モーツァルトが毎日朝食を取っていたというレストラン、Frauenhuberに連れていってもらった。

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久しぶりのちゃんとしたご飯。

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超美味しかった。

ここは昔モーツァルトが住んでいたとこらしい。

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ランチの後は遊園地に連れていってもらった。

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ぐるぐる回るやつ

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観覧車からのウィーンの街並み

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空中ブランコ

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1人で子供のようにはしゃいで楽しんだ。富士急ではどのアトラクションに乗っても何の恐怖も感じないんだけど、外国の遊園地はどこか信頼し切れないところがあるからなのか、正直非常に怖った。何度も事故死を想像した。

その後もドナウ川に連れていってもらったりして…お別れ。良い人だった。ママピルツさんはおばあちゃんと同じくらいの年齢なのだけど、私に対して全く子供扱いなどせず一人の人間として接してくれた。英語には敬語という概念がそもそもないので全ての人とタメ語で話すわけだが、この年齢を気にしない文化というのは非常に心地がよい。

ママピルツは今まで日本を26回も訪れているという、日本のことが大好きな方だった。こういう出逢いは素晴らしいな。ありがとうさっちゃん(伯母さん)。もし昨日ヒッチハイクに成功してスロバキアかハンガリーに行ってたら会えなかったのかと思うと、失敗してよかったとも思えた。これも何かの縁である。
全て奢ってもらってしまい申し訳ない気持ちでいっぱいだったが、それに対してもIt was realy a pleasure for meと言ってくれる優しさ。
そして別れ際に、明日は忙しいけどそれ以降なら空いてるから、2日後にオーストリアの良い場所に連れていってあげるよというお誘いを頂いた。こんないい話はない。もちろん喜んでお誘いに乗った。ということでまたウィーンの延泊が決まった。この自由さこそノープラン一人旅の醍醐味である。
ちなみに一緒に写真を撮るのを忘れてしまったのだが…

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この写真の右側に見える金髪の方がママピルツさんです(観覧車から撮影)(極小)

2日間の延泊が決まったため、また新しくホステルを予約した。
チェックインをして部屋に入ってみると、室内には女性が2人。向こうから声をかけてきた。
アメリカのカルフォルニア州出身で、2人は姉妹だという。なかなか会えないアメリカンネイティブ、最高。旅の話やSHERLOCKの話などでめちゃくちゃ盛り上がった。
そしてふと、ネイティブと自然に会話が成り立っていることに気付く。やはりブリティッシュアクセントよりアメリカンアクセントの方が圧倒的に聞きやすいのだ。その事を彼女たちに話してみると、私たちだってブリティッシュアクセントが聞き取れないことはしばしばあると言う。ネイティブでさえそういうのだから難しいわけだ。
どのくらい英語を勉強したのかと聞かれたため、10年ぐらい勉強はしたが6ヶ月前は英語を全く話せなかったことを伝えると、またしても非常に驚かれ、そして褒められた。何度褒められても嬉しい。褒められて伸びるタイプです。

そのあと、食パンにジャムを塗って水で流し込むというクソ貧乏夕食を部屋で取っていると、下でメキシカン料理を作っているから、もしよかったら一緒に食べない!?とのお誘いが。ありがとうシスター。とびっきりの笑顔でYes!!!と答えた。

食堂でメキシカン料理のケサディーヤ(Quesadilla)を振る舞ってもらった。

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アルゼンチン人の女性も混ざり、記念撮影。

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スパゲッティも紅茶も出してもらい、大満足。いい人達だ。そしてまた日本に興味を持たれたため、定番の漢字などの説明をした。トランプをやろう!という流れにもなったため、豚の尻尾(超ローカルゲーム)という簡単だけどエキサイティングなゲームを教えて楽しんだ。初めてドミトリーの人と仲良くなることができた。

外で一服をしていると、日本人グループを発見。声をかけてみた。彼ら4人もイギリスの語学学校に通っており、今は一緒にヨーロッパを旅行中だという。久しぶりすぎる日本人だった。思えば1人旅を始めてから1週間以上、一度も日本語を話していなかった。私の通っている語学学校には日本人がたくさんいるため、日本語を話す機会は少なからずある。1週間以上全く日本語を話していないのは人生で初めてだった。ブログも毎日書いているし常に本も読んでいるから問題はないと思っていたが、会話となると全然日本語が出てこない。英語から日本語に脳内変換した程だった。語学学校に通うより1人で旅行をしている方が完全に日本語を使う機会がなくなるため、英語は上達するのかもしれない。